2020年6月13日土曜日

真空管アンプは値段なのか

昔、オーディオに凝っていた時、学芸大学の高級オーディオ専門店のホーム商会で真空管アンプの音を聴かせてもらっていた。その真空管アンプの音色は素晴らしく暖かな音で、欲しかったけど軽く100万円を超えるアンプなのでとても手が出なかった。まあ、その頃はハードロックばかり聴いていたので真空管アンプで聴いても合わなかったし。
時は過ぎ、還暦を超えてハードロックはきついなと感じ、ジャズをたしなみ始めた頃に真空管アンプが欲しくなって、1年前にある程度評判がよく、値段も手頃な真空管アンプを買ってみた。が、う〜ん、あんまりトランジスタアンプとの音質の差がわからない。
半年後に難聴治療のために人工内耳の手術をして、その後その真空管アンプでしばらく聴いているとなんか耳障りな音に聴こえてきた。ちょっと聴くのが苦痛になってきたので、いろいろ調べて買ったのがこの真空管アンプ、ラックスマンSQ-N150。



ラックスマンは高級真空管アンプの老舗でどれも値段が高いのだが、ギリギリ買えるアンプを買ってみた。聴いた途端、前の真空管アンプとは全然違う人工内耳に優しい音。優しい丸い音だけど解像度が高く楽器の区別がはっきりわかります。やっぱり、オーディオは値段なのかなぁ。



テレワーク中はずっと朝はラジオのJ-WAVE、昼過ぎからiPadに入れたCD、仕事が終わって夜も生CDを聴いてるんだが、ラックスマンの真空管アンプにしてから一日中聴いていても聴き疲れしない。
前の真空管アンプやトランジスタアンプで聴いていると疲れてきてあまり長く聴く気にならなかったんだが、アンプひとつでこんなに変わるものなのかとびっくりしてる。


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