ずっと乗り続けるだろうと思っていたシトロエンC4 90ansも5年71,300kmを走り、寄る年波には勝てず、エアコンの温度調整が効かなかったり、パワーウィンドウの動作がおかしかったり、小さな故障がぽろぽろ出てきた。
好きな車ならそんな小さなトラブルはどうでもいいんだが、東京から那須高原までの200kmを移動する時の車内の騒音は奥さんに耳鳴りを起こさせ、那須の家の入り口にある急坂は雪の時はスタッドレスでは歯が立たず、たかが5mのためにチェーンを巻くはめになる。
今年2月の2回めの車検を取るべきか、車を替えるべきか、夏が過ぎたあたりからさんざん悩んできたが、ふと、気にもとめていなかったボルボ V40 クロスカントリーをほんの気まぐれで試乗したら、その艶のある走りにノックアウトされてしまった。
走りだした途端、4つのタイヤががっしりアスファルトを掴み、段差をしなやかに乗り越えるAWD、なめらかな5気筒エンジンと213馬力のターボパワー、ミシリともしない強靭な剛性ボディ、それでもって温かみのあるインテリア、もう目の中にはこの車しかありませんでした。
納車日の2015年1月30日(金)は午前中はスカンジナビアに合わせて?雪だったけれど、午後は残念ながら雨になりました。
その足で那須にGO!
那須高原は大雪で一面銀世界。
家の前の坂道もシトロエンC4だったら雪かきとチェーンが必須なほどの積雪でしたが、大丈夫かな〜と思いつつバックして行ったら、雪をガシガシ掴んでスルスルと登っていったのには驚愕しました。AWDすげぇ〜!
蛇行もせずにまっすぐ登っていったので一直線な轍です。
翌日の那須高原は道が凍結してこんな銀世界です。
シトロエンC4はバックシャンだったけど、V40も負けず劣らずです。
ヒップが上がっているのがC4になかったたくましさかな。
フロントマスクはちょっと鮫みたいでイマイチかも。
これからは安心して雪道を走れそうです。
V40 クロスカントリー最強〜、かも!